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北海道)春季道高校野球大会は駒大苫小牧が優勝

2019年6月3日03時00分

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 第58回春季道高校野球大会(道高野連など主催)の全道大会は2日、札幌円山球場で決勝があった。室蘭地区同士の対決となった一戦は、駒大苫小牧が7―0で苫小牧工を下し、2年ぶり6回目の優勝を果たした。

 ■体力作り実る、連投でも完封 駒大苫小牧・2年生エースの北嶋洸太投手

 駒大苫小牧はエース北嶋洸太投手(2年)が前日に続き完投。今大会の初戦、準々決勝で2桁安打を放った苫小牧工の強力打線を被安打4に抑え、完封した。

 九回裏、二死。北嶋投手は大きく息を吐き、鋭い目線で打者を見つめた。最後の打者を三塁ゴロに打ち取ると笑顔を見せ、駆け寄った稲場勇哉主将とハイタッチした。

 本格派右腕として期待され、1年生から公式戦で投げていた。転機は昨秋の全道大会準決勝。先発した北嶋投手は次第にスタミナが切れて制球が定まらなくなり、四回と五回に計5失点。五回途中で降板し、チームは延長十回で敗れた。

 「自分のせいで負けた」と自分を責めた。制球力を上げるため、冬の間は体力作りに専念。雪が積もるグラウンドを、心肺能力を高めるためにマスクをつけて長靴で走り込んだ。もともと練習熱心な性格で、佐々木孝介監督が「そろそろやめておけ」と練習途中で止めるほど。努力が買われ、この春から背番号「1」を任された。

 この日、北嶋投手は直球を内外角に散らしてカウントを取ると、スライダーで相手打者のバットを振らせ、12奪三振。二回に1死一、三塁のピンチを招くも、後続を三振と内野ゴロに打ち取り、相手打線を寄せ付けなかった。

 前日の準決勝は9失点しながらも「マウンドだけはゆずりたくない」と1人で投げきった。その疲れもあったが、「試合に入るともう感じなくなった」。佐々木監督は「なんとか独り立ちしてほしいという思いで昨日今日と先発を任せた。ナイスピッチングでした」と目を細める。

 それでも、北嶋投手は試合後、「中盤で球が高めに浮いてしまった。まだまだ力が足りない」と謙虚に振り返った。「甲子園で勝つために今までやってきた。気を引き締めて、今日見えた課題を一つ一つ克服したい」。厳しい表情で、夏を見据えていた。(遠藤美波)

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