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千葉)専大松戸敗れる 決勝進出ならず 関東高校野球

2019年5月23日03時00分

 第71回春季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟など主催、朝日新聞社など後援)は22日、埼玉県の県営大宮球場で準決勝2試合があった。県代表の専大松戸(千葉2位)は、東海大菅生(東京1位)に0―4で敗れ、初の決勝進出はならなかった。もう一試合は、東海大相模(神奈川1位)が山村学園(埼玉3位)を延長十回の末に4―1で下した。決勝戦は、23日に同球場であり、東海大菅生と東海大相模が対戦する。

 ■配球冷静 ピンチしのぐ 捕手・間中堅主将

 「点は取られてもいいから、気楽に投げてこい」

 四回表、2点を失い、なおも1死満塁のピンチ。内野手がマウンド上に集まり、専大松戸の捕手・間中堅主将(3年)は先発の杉田智也投手(3年)に、あえてこう声をかけた。

 「冷静に力を抜いて投げられれば、大崩れはしない」。間中君には確信があった。相手チームの打者に対し、フルカウントで迎えた6球目、内角の直球を要求。狙い通り、打者は反応できず、見逃し三振に仕留めた。次打者にもボール球のスライダーを振らせ、ピンチを切り抜けた。

 この試合、変化球を中心に要求し、八回まで被安打6と杉田君の好投を助けた。初回には強肩を生かして盗塁を刺した。杉田君は「投げやすい」と、配球に一度も首を横に振ったことはない。

 しかし、この試合は相手投手が上だった。チームは散発2安打で、終始流れをつかめず、完封負けを喫した。「球はそこまで速くなかったが、狙い球を絞らせず、ボール球を振らされた」。負けたが、間中君は相手バッテリーの配球の組み立てを分析し、「収穫だった」と話す。

 準々決勝の桐光学園(神奈川)戦でも、四回表無死満塁から登板した杉田君をリードし、1本の安打しか許していない。持丸修一監督は「この大会、苦しい場面を何度も切り抜け、自信を持てたんじゃないか」とバッテリーの成長をたたえる。

 間中君は「配球を研究して、打者に『打てない』と思わせるようなバッテリーになる」。夏の千葉大会優勝を目指し、練習に励むつもりだ。(小木雄太)

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