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青森)高校野球の春季県大会が開幕

2019年5月18日03時00分

 春季青森県高校野球選手権大会(県高野連主催、朝日新聞青森総局など後援)が17日開幕し、1回戦6試合が行われた。18日は2回戦8試合がある。

 大会には県内6地区の予選を勝ち抜いた21校と、春の選抜大会に出場した八戸学院光星が出場。ベスト8に進むと夏の全国高校野球選手権青森大会のシード権が与えられ、上位3校は山形県で開かれる東北大会に出場する。

 八戸市長根公園野球場であった開会式では、三沢商の豊川洸多選手(3年)が「仲間と共に、全ての支えてくださった方々に全力プレーで恩返しします」と力強く宣誓した。

 ■痛みこらえ再登板

 3点差に追い上げられて迎えた八回表。マウンドを降りてセンターの守備にまわっていた弘前実の主将田沢祥平(3年)が、再び登板した。

 背番号は8。マウンドには主に継投で立つ。中学時代にけがをした左肩が、長く投げると痛み出すためだ。それでも主将としてチームを引っ張ってきた田沢に、飛内伸哉監督は「おまえのチームだから」とこの日の先発を任せた。

 初回と二回を無安打に抑え、三回裏の打席では2点本塁打。4番打者としても役割を果たし、5回を投げて6点リードで降板したが、直後にチームは立て続けに失点。流れは相手に傾きかけていた。

 田沢のあとを引き継いだ2年生投手に「祥平さん、お願いします」と託された。降板時にはすでに肩の痛みがあったが顔には出さず、「おう」とだけ答えた。

 「自分が流れを止めないと」。バッターボックスの打者を見据える。八回を三者凡退に抑え、九回は三者三振で試合を終わらせた。

 肩の痛みの影響で、日によって投げ方が変わり、自身の調子がいいのか悪いのかもわからない。それでも、「泥臭く、できることを一つ一つやっていく」。次戦以降の勝利を見据えた。(吉備彩日)

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