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奈良)智弁学園が優勝 春季高校野球県予選

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2019年5月13日03時00分

 春季近畿地区高校野球大会県予選(県高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の決勝と3位決定戦が12日、橿原市の佐藤薬品スタジアムであった。決勝は智弁学園が郡山を13―5で下し、4年連続15回目の優勝。1番打者の塚本は今大会2度目のサイクル安打を記録した。

 3位決定戦は、高田が序盤のリードを守りきり、奈良高専を9―7で制した。3位までの各校は、25日から同スタジアムで開幕する近畿大会に出場する。

 13点を追う五回表、郡山は1死満塁のチャンスを迎えていた。打席に立ったのは、土井翔太君(2年)。

「ここまで先輩がつないでくれた。とにかく後につなごう」。その一心だった。

 2球目。真ん中低めの直球を振り抜くと、確かな手応えを感じた。「入った」。

高く伸びた打球は左翼スタンドに吸い込まれた。「ナイスバッティング」という声援に、笑顔がこぼれた。

 チームは九回にも1点を返したが、大きく開いた点差を埋めることはできず、準優勝に終わった。

 土井君が公式戦でホームランを打ったのは、4月21日の生駒戦が初めて。今回が2本目だ。成長の鍵は、打撃フォームを見直したこと。これまでのたたきつけるような打ち方を変え、下からバットを振り抜く練習をした。「これまでは二塁打が多かったけど、さらに大きいのを狙えるようになりました」

 生島秀峰監督は試合後、「勝負強さが彼の強み。あの場面で打ってくれると思っていた」と称賛した。

 25日からは、12年ぶりの近畿大会に臨む。土井君は「準優勝に浮かれず、チームを勢いにのせたまま、全員野球でがんばりたい」と話した。(佐藤栞)