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兵庫)選抜高校野球 明石商快進撃の陰に筋力アップ

2019年4月4日03時00分

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 第91回選抜高校野球大会で、初の4強進出を果たした明石商。優勝した東邦(愛知)に準決勝で敗れたが、投打に実力を発揮し、東邦の選手に「一人ひとりにパワーがあった」と言わしめた。その陰には、選手らの筋力アップに向けた地道な取り組みがあった。

 「ゆっくり、大きく」「下半身から肩甲骨へ伝えるように」――。2月のある日、明石商の部員たちはバーベルを肩に担いだ姿勢で足腰を鍛えたり、ゴムチューブを両手で持ったまま上半身を大きく動かしたりする筋力トレーニングに取り組んでいた。身ぶり手ぶりを交え、矢継ぎ早に指示や助言を与えているのが元高校教諭の篠田健治さん(67)=明石市=だ。

 34年間、県内2高校でウェートリフティング部を指導し、県立明石南高の顧問時代にはチームを全国高校総体での優勝に導いた。退職後の2014年12月から週3回、ボランティアで明石商に出向いている。

 狭間善徳監督が「甲子園に出たい。協力して頂けませんか」と頼み込んだ。14年秋の県大会で早々に敗れ、「パワーとスピード」の重要性を改めて感じていたという。狭間監督の人柄をよく知る篠田さんは「よし、行こう」と快諾した。

 効果は大きかった。明石商は昨年、夏の甲子園に初出場。16年に続いて出場した今春の選抜大会でも実力を見せつけた。狭間監督は「投手の球速や打者の打球の飛距離が伸びた。けが人も大きく減った。先生がいなければ、甲子園には来られなかった」と振り返る。

 篠田さんは今大会、甲子園のスタンドで明石商の全4試合を見守った。準決勝で敗れた後、「本当によく頑張ってくれた。トレーニングもいい動きの一因になったのではないか」と語り、さらなる選手たちのサポートを約束した。(森直由、吉村治彦)

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