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終盤まで無安打無失点、市和歌山・岩本「一番緊張した」

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2019年3月23日15時20分

 (23日、選抜高校野球 市和歌山3-2呉)

■市和歌山・岩本真之介投手

 開幕戦で延長11回を投げ抜いた左腕。七回2死まで無安打無失点と好投し、春の和歌山県勢100勝目を飾る立役者になった。

 傾斜の急なマウンドで何度もつまずいた。六回までは「全然だめだった」という。それでも、得意なカーブとスライダーで緩急をつけ、二回と四~六回は打者3人ずつで抑えた。

 「偉業」を意識した矢先の七回。高めの直球を右前に運ばれた。「そんなうまくはいかないな」。そこから、開き直れた。三塁打から追いつかれた九回も「まだ同点。裏がある」と切り替えた。

 自宅は学校から約25キロ離れた遠方で、学校近くのアパートで一人暮らし。朝晩自炊し、補食用に毎日5~10個のおにぎりを握る。体重は昨秋よりも4キロ増え、重みを増した球で相手打線を詰まらせた。

 あどけなさが残る2年生。「人生で一番緊張した」という試合を終え、「精神的に疲れました」と肩をすくめた。(高岡佐也子)