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宮崎)昭和最後に出場の父、万感の思い 選抜開会式

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2019年3月24日03時00分

 日章学園の選手たちは23日、選抜大会の開会式で胸を張って行進した。駆けつけた保護者は約40人。外野手金子大輝君(3年)の父健司さん(48)=さいたま市=は、平成最後の大会に挑む息子の晴れ姿を万感の思いで見守った。

 健司さんは桐蔭学園(神奈川)出身。昭和最後の1988(昭和63)年の第60回大会に主将として出場し、準決勝まで勝ち進んだ。

 息子の日章学園入りは健司さんが導いた。畑尾大輔監督(48)とは大学野球部の同級生。5年前、仕事で宮崎市に来た際、連絡なしに学校に足を運んだ。グラウンドに選手はいなかったが、畑尾監督を見つけ、大学卒業から21年ぶりの再会を喜び合った。

 3年前、金子君は健司さんに連れられ、日章学園中野球部の練習に参加。部員たちの技術が高く、練習間の移動や片付けをキビキビやる姿に心を打たれ、高校では日章学園に進学すると決めた。

 そしてこの春、父と同じく、時代の節目の選抜出場を果たした。開会式後、金子君は「入場の瞬間、心臓がばくばくした」。健司さんは「甲子園で大輝の姿が見られて感動した。試合はとにかく楽しんで」と話した。(高橋健人)