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大分)センバツ開幕 明豊と大分、甲子園の土踏みしめる

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2019年3月24日03時00分

 第91回選抜高校野球大会が23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。開会式に臨む明豊と大分の選手たちは、選抜旗を持った各主将を先頭に2列に並んで入場。大観衆の中、それぞれ息の合った堂々の行進をみせた。

 入場行進は、昨年優勝の大阪桐蔭、準優勝の智弁和歌山に続き南の出場校から順に行われ、明豊は4番目、大分は5番目。司会を担当する大分舞鶴の橋本由紀さんの紹介アナウンスが響き、観客で埋め尽くされたスタンドからは拍手と声援が続いた。両校の選手たちは引き締まった表情で腕の振りや歩幅を合わせ、力強くグラウンドの土を踏みしめていた。

 明豊の内野手後藤杏太君(3年)は「観客が多くて緊張した。試合ではもっと緊張すると思うのでみんなで声を掛け合って緊張しないようにしたい」。大分の遊撃手小野修太郎君(同)は「グラウンドに入った瞬間、観客の多さに圧倒された。試合が待ちきれないです」と話した。(小林圭)

 23日に開幕した選抜高校野球大会の開会式で、司会を務めたのは大分舞鶴の橋本由紀さん(18)。入場行進に合わせ、高いハリのある声で出場32校の校名を読み上げた。

 昨夏のNHK杯全国高校放送コンテスト・アナウンス部門で優勝し、大役を任された。野球とはあまり縁がなかったが、昨夏の大分大会は球場で応援。同級生の主将らが戦う一進一退の試合展開に涙した。

 「気持ちを込めて読みたい」と今大会の出場校を紹介する雑誌を買い、特徴をメモに書き込んで臨んだ。「こんなに体が震えるんだというくらい緊張した」と言うが、表情に緊張をにじませながら堂々と行進する球児の姿に「勇気をもらいました」。

 4月からは関東の大学に進学する。夢はアナウンサーだ。「たくさんの人に聞いてもらうのは素敵なことだなと感じた。なりたい気持ちが強くなった」。球児たちには「悔いのないように頑張ってほしい」とエールを送った。(角詠之)