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大阪)101回目の夏へ、支える 履正社平嶋トレーナー

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2019年3月25日03時00分

 第91回選抜高校野球大会に出場した履正社(豊中市)は、23日の初戦で星稜(石川)に敗れた。履正社のトレーナー、平嶋大輔さん(36)は、阪神甲子園球場のアルプス席から声援を送り、グラウンドの選手たちの動きを見守った。一夜明けた24日、平嶋さんは「みんなきっと悔しいだろう。夏に向けてまた再スタートです」と話した。

 元球児で履正社のトレーナーになって10年。鍼灸(しんきゅう)師の資格も持ち、体づくりからけがのケアまで選手にアドバイスし、支えてきた。

 冬場、選手たちはほぼ毎日、グラウンド近くにあるトレーニングルームでダンベルやバーベルで筋力トレーニングを重ねてきた。平嶋さんが組んだメニューに沿って鍛え上げてきた。

 府立桜塚高校(豊中市)の野球部では控えの投手だった。3年生の夏の府大会では、履正社に敗れた。高校を卒業後、スポーツトレーナーを養成する専門学校で学び、豊中市内の病院に就職。病院のスタッフに履正社の系列専門学校の卒業生がいた縁から、グラウンドに通うようになった。

 現在3人態勢で履正社の選手たちを支える。「甲子園という、自分では見られなかった景色を選手たちに見て欲しくて、ずっと続けています」と平嶋さん。

 履正社の強力打線は、相手の好投手に抑えられた。それでも平嶋さんは、選手たちの力を信じている。「練習してきた力のあるスイングはできていた。さらにいいプレーにつながるよう、これからも選手たちを支えていく」。101回目の夏へ。選手たちとともに、また走りだす。(吉村治彦)