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長崎)智弁・高嶋名誉監督が講演 選手の育成術を熱弁

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2019年3月13日03時00分

 長崎県五島市出身で、高校野球の監督として歴代最多の甲子園68勝を挙げた高嶋仁(ひとし)・智弁和歌山高校野球部名誉監督(72)を招いた講演会(NCC長崎文化放送主催、朝日新聞社など後援)が3日、長崎市であった。高校野球ファンら約100人が参加し、選手の育成術などについて聴き入った。

 高嶋さんは海星(長崎)で2度、夏の甲子園に出場。入場行進の時、感動のあまりに「足がガタガタ震えた」と振り返り、「この感動を後輩に伝えたい」と思い、指導者の道を選んだと話した。

 智弁学園(奈良)の監督を経て、智弁和歌山の監督に就任したのは1980年。創部2年目の「同好会」のようなチームで、100メートル走を100本繰り返したら、部員15人は「翌日、だれも来なかった」というエピソードを披露。まずは「自分たちに何が足りないのか」を肌で感じてもらうことが必要だと、練習試合を重ねたと説明した。

 大敗続きの部員たちはもくもくと練習。目に見えてチーム力は上がり、85年の春の選抜大会で甲子園初出場。それ以降、智弁和歌山は甲子園常連校となった。

 講演では、これからの監督像にも触れた。「今と昔では選手たちが育った環境は違う。どうしたらうまくなるのか理屈で説明できるよう勉強しなければいけない」と話した。(堀田浩一)