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広島)県高野連が指導者研修会 けがや事故、どう防ぐ

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2019年2月24日03時00分

 高校野球の監督やコーチらを対象にした指導者研修会(県高野連主催)が23日、広島市中区で開かれた。「けがや事故をどう防ぐか」をテーマに報告や講演があり、約150人が耳を傾けた。

 講師として、元福岡ダイエーホークス(現福岡ソフトバンクホークス)選手の大越基(もとい)さんが招かれた。

 現在は、山口県下関市の早鞆(はやとも)高校で野球部監督を務めている。練習中に部員の右目に打球が直撃したことがあり、保護者との間で訴訟になった経験を語った。その後和解したが、事故を防ぐ重要性を強く感じるきっかけになったという。

 大越さんは、重大な事故の裏にはたくさんの小さな危険の積み重ねがあるとする「ハインリッヒの法則」を例に挙げた。「あの事故の前にも足や頭などに打球が当たることがあった。今は、ひやりとする場面があったらすぐに集合をかけて、子どもたちに何がいけなかったのか諭すようにしている」と話した。

 また、大越さんはいまだに残る体罰の存在についても触れた。様子の気になる選手を部屋に呼び、トランプをしながら談笑してやる気を引き出した経験を披露し、「コミュニケーションを大事にすることが必要です」と話していた。(高橋俊成)