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宮崎)日章学園、選抜初出場 悲願の甲子園へ

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2019年1月26日03時00分

 日章学園が春の選抜高校野球大会への初出場を決めた。県勢は2年連続の出場。2002年夏以来となる悲願の甲子園出場に、選手たちは喜びを口にした。

 25日午後3時44分。得能剛校長が校長室で電話をとった。「ありがたくお受けいたします」。選抜出場の吉報を聞き、同席した畑尾大輔監督とがっちり握手。畑尾監督はほっとした表情で隣の福山凜主将(2年)の頭をなでた。その後、グラウンドで待っていた部員に選抜出場を報告。畑尾監督は「おめでとう。素直に喜べ」と笑顔を見せた。

 日章学園は昨年10月、九州大会準決勝で明豊(大分)と対戦。9点差でコールド負けが危ぶまれた七回に3点を奪って6点差に。九回まで粘りを見せ、選抜出場に望みをつないだ。

 電話が鳴った瞬間、鳥肌が立ったという福山主将。「夏に日南学園に敗れた決勝の後、監督の涙を初めて見た。だから新チーム結成時、『畑尾監督を甲子園に連れて行き、男にする』を目標にしてやってきた」と振り返り、「先制されると力が出せない傾向がある。粘り強さに磨きをかけていく」と語った。

 九州大会で打線を引っ張った平野大和選手(2年)は「明豊戦の粘りがこの結果を生んだ。自分の一振りで試合を決めるつもりで打撃力を極める」。畑尾監督は「部員には『(福山)凜を全国ベスト4の主将にしよう』と言い聞かせてきた。春は初出場なので、しっかり準備をしたい」と力を込めた。(高橋健人)