メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

北海道)マスターズ甲子園、感動語る 初出場の苫小牧勢

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メール

2018年12月1日03時00分

 元高校球児らが夢舞台で白球を追う「マスターズ甲子園」(全国高校野球OBクラブ連合主催、朝日新聞社共催)に初出場し、北海道選抜チームの主力を担った苫小牧の3校OBが29日、岩倉博文市長に初勝利を報告、聖地における感動と喜びを振り返った。

 初参加の北海道は、7校OB、20歳から71歳の38人の選抜チームで参加。うち28人が苫小牧工(13人)、駒大苫小牧(8人)、苫小牧東(7人)の苫小牧勢。11月10日、甲子園の大舞台で各校のユニホーム姿で堂々の入場行進を披露し、沖縄県選抜に17―7で初勝利をあげた。

 駒大苫小牧が1966年、甲子園に初出場した時の主将、天野雅明さん(71)は「五十余年の時を経ての入場行進は足が震えた。プラカードを先頭に、行進曲(栄冠は君に輝く)も全くあの時と同じ。2度と踏むことは無いと思っていた甲子園の土。本当にうれしかった」。苫小牧工OBの渡辺健治さん(68)は「甲子園は夢だった。初めて足を踏み入れると気持ちは18歳。最高の気分だった」と笑顔で話した。

 悲願のマウンドに立ち、好投・好守を見せた苫小牧東OBの荒川登さん(63)は「まさか甲子園で投げられるとは。緊張したが、思い切り投げられた」。同じ苫小牧東OBの水谷和弘さん(56)はキャッチャーとして、投手の息子と親子バッテリーを実現。「念願がかない、まるで夢のようだった」

 マスターズ甲子園に参加するには、まず各都道府県のなかで、8校のOBチームを集めて予選大会を開く必要がある。その大会で選ばれた代表チームのなかから、16校だけが全国大会に参加できる。今年、北海道は初参加なので優先出場できたが、来年は抽選ではずれ、出場権はないという。

 3年前から苫小牧市内のOB仲間に呼びかけ、実現に奔走した苫小牧工OBの藏重俊男さん(68)は「(全国大会に出られない)来年も北海道予選大会を開きたい。さらに多くの参加を呼びかけて仲間の輪を広げ、マスターズ甲子園の夢舞台の感動を分かち合いたい」と語った。(深沢博)