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秋田)金足農野球部に秋田ふるさと市民賞 熱気冷めず

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2018年11月30日03時00分

 秋田市が市民に広く喜びや感動を与えたとして表彰する「秋田ふるさと市民賞」に、今夏の甲子園で準優勝した金足農野球部が選ばれ、29日に市役所で表彰式があった。制服姿の吉田輝星投手はじめ選手7人らが校歌の伴奏とともに登壇すると、抽選で選ばれた市民130人と来賓ら約50人が大きな拍手でたたえた。

 入場は市民に限られたが、9倍を超す人気だった。座席番号1番は菊地彪吾選手の祖父畠山勝美さん(75)=川尻上野町。「まさか1番とは。近所の人たちに、『ちゃんと見て来いよ』と言われました」。広面の主婦大友正子さん(62)は「かっこいい吉田君が見たくて応募しました。みんなに自慢したい」と話していた。

 穂積志市長は「3カ月たってなお、熱気は冷めることがなく、与えた感動の深さや大きさに改めて驚かされる」と話し、久米信彦部長に賞状を手渡した。

 副賞として中泉一豊監督にホームベースを原寸大で再現したガラスの盾が、選手全員に記念品として、甲子園の土を入れる野球ボール型のボトルが贈られた。

 渡辺勉校長は「県立農業高校の9人が、選手の交代もなく、地方大会から甲子園の準優勝まで駆け上がったことは、奇跡としか言いようがない」とあいさつ。選手を代表して、吉田投手が「ここで満足せず、これからも常に上を目指して頑張っていきたい」と述べた。

 今後の目標について、打川和輝選手は「吉田を追い越せるように頑張る」、菊地彪吾選手は「吉田と一緒に野球ができるように頑張りたい」と述べた。(村山恵二)