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香川)高松商、逆転で4強入り 秋季四国高校野球

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2018年10月29日03時00分

 第71回秋季四国地区高校野球大会(四国地区高校野球連盟主催)の準々決勝の4試合が28日、高松市のレクザムスタジアムと丸亀市のレクザムBP丸亀であった。高松商(香川1位)は明徳義塾(高知3位)に4―2で逆転勝ちし、準決勝に進出。11月3日午後0時半、レクザムスタジアムで高知商(高知1位)戦に挑む。午前10時からは同球場で、富岡西(徳島3位)と松山聖陵(愛媛3位)が戦う。

 ■試合決めた、流し打ち 高松商・浅野怜選手

 1点を追う七回裏。2死から中軸の3人が単打をつなぎ、同点に追いついた。直後の二、三塁で、6番打者に順番が回ってきた。

 「ここで逃したら、チャンスは二度と来ないかもしれない」。高松商の浅野怜(れん)(2年)は思った。

 香川勢は前日の1回戦で志度と英明が敗れ、自分たちだけになっていた。しかも、この日相対したエースは1回戦で被安打2の完封勝ち。チームは五回まで散発4安打。三塁まで進めていなかった。

 だが、六回に1点をもぎ取り、流れが来ていた。「低めのスライダーは捨て、高めだけを狙おう」。チームで決めていた作戦が、奏功し始めていた。

 バットを構えた。初球は、低めの直球を見逃した。2球目。真ん中高めに入ったスライダーを引きつけ、流した。打球は風に乗り、右翼手の前へ。勝ち越しの2点が入った。

 県大会でチーム一の8打点を挙げ、優勝に貢献した。長尾健司監督は「三振も多いが、下位打線の前に、たまった走者を一掃する長打も打てる」と評価する。この日は、3打数3安打の2打点。三振はなかった。

 昨年はベスト4まで進んだが、選抜出場はかなわなかった。「中軸がつくった好機を後ろの打者につなぎ、次の試合も勝つ。そして、選抜に出る」(小木雄太)