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山口)聖光 岩国商、初戦で姿消す 中国地区高校野球

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2018年10月28日03時00分

 第131回秋季中国地区高校野球大会(中国地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は大会2日目の27日、岡山県倉敷市のマスカットスタジアムと倉敷市営球場で1回戦4試合が行われ、岡山理大付、関西(岡山)、呉(広島)、広陵(同)が28日の準々決勝へ進出を決めた。県勢の聖光、岩国商は初戦で敗れた。

 ■素振り500回 成長の初本塁打 聖光・木村選手

 1点を追う六回裏、聖光の先頭打者は9番、木村有登(ゆうと)君(2年)。前の打席では変化球で三振していたため、直球に狙いを絞っていた。

 0―2からの3球目、その直球が内角高めにきた。強振すると、打球は風に乗り、左翼スタンドに飛び込む本塁打となった。

 「夢中で走っているうちに歓声が耳に入り、気がついた。まさか打てると思わなかった」。自身初の本塁打だった。

 身長163センチの小柄な体形。新チーム発足後は、足の速さや犠打のうまさを買われ、主に2番打者として先発出場していた。

 課題としていた打撃強化のため、練習後に毎日、500回の素振りを自分に課した。だが、秋季中国地区大会の県予選では、打撃不振から打順が下位になることもあった。この試合、小柄な体形でも本塁打が打てたのは、繰り返し練習した素振りで、スイングのスピードが上がったからだと信じている。

 来夏の甲子園に向け、「どんな打順でも、自分の役割をまっとうしたい」と、木村君は語った。(藤牧幸一)