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千葉)習志野惜敗、決勝逃す 秋季関東高校野球

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2018年10月28日03時00分

 第71回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高野連主催)は27日、甲府市で準決勝2試合があった。習志野(千葉2位)は桐蔭学園(神奈川2位)に2―4で敗れ、10年ぶりの決勝進出はならなかった。4強入りした習志野は、来春の選抜大会への出場が有力になっている。

 ■春へ「制球力・球威高める」 ピンチに登板 エース・飯塚投手

 九回表2死二塁。2点差をつけられ、これ以上の失点は許されない場面。継投した習志野のエース飯塚脩人(しゅうと)君(2年)は4人目の打者を三振に打ちとると、ベンチに戻り、逆転への望みを味方の打線に託した。

 140キロ台中盤の直球が武器の本格派右腕。背番号1の存在感を見せつけたのは、延長十四回タイブレークの激戦となった今大会初戦の桐生第一(群馬2位)戦だ。山内翔太君(1年)の後に登板して9イニングを無失点に抑え、チームを勝利に導いた。

 小林徹監督からはこの日、「今日はきつい場面でいくぞ」と伝えられていた。六回表1死一、二塁のピンチに、先発の山内君からマウンドを引き継ぎ、このまま無失点で抑えるつもりだった。

 しかし、飯塚君はこの回、2連打を浴び、守備の乱れもあって3失点。八回にも1失点を喫した。最速145キロの直球を軸にスライダーやカーブで緩急をつけた投球を心がけたが、「決め球が甘く入ってしまった。アウトを取りたい気持ちが先走り、冷静さを失っていた」という。

 2―4で迎えた九回裏1死。打席に立った飯塚君は中前安打を放ち、気を吐いた。だが、後続が断たれてゲームセット。「自分のせいで負けた。すごく悔しい」と言葉を詰まらせた。

 それでも、チーム10年ぶりの選抜出場が濃厚になったのは大きな成果だ。飯塚君は「制球力と球威を高め、変化球の質を上げたい」と前を向いた。(松山紫乃)