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群馬)桐生第一、関東大会は初戦敗退 タイブレークの末

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2018年10月22日03時00分

 第71回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催)は21日、甲府市の山日YBS球場で1回戦3試合があった。桐生第一(群馬2位)は習志野(千葉2位)と対戦し、延長十四回タイブレークの末に1―3で敗れた。来春の選抜大会への出場は厳しくなった。

 「絶対に守りきる」という気持ちに緩みはなかった。けれど、桐生第一の杉山直杜(なおと)(2年)が外角を狙って投げたスライダーは、甘く入った。打球は左翼手の頭を越え、あっという間に走者2人が生還した。

 この日先発した本木康介(2年)との二枚看板で、県予選からチームを支えてきた。五回途中の交代直後こそ制球に苦しんだが、七~九回を三者凡退に抑えるなど好投した。

 ピンチを何度も背負った。十一回は無死満塁と追い込まれた。ベンチは「1点はしょうがない」という構えだったが、杉山は「1点もやれない。自分が抑える」と、持ち前の強気で攻めた。投げ込んだ直球は二ゴロを誘い、併殺を奪った。その後も右飛に打ち取り、拳を突き上げた。ところが十四回には球数も130近くになり、右手にできたまめがつぶれた。自慢の制球力にも狂いが出た。

 杉山は「実力がまだまだ足りない。しっかり走り込んで体も大きくしたい。本木と2人で成長して甲子園に行きたい」と雪辱を誓った。今泉壮介監督は「落ち着いて丁寧に丁寧にしっかり投げた。要所を腕を振って抑えてくれた」とたたえた。(森岡航平)