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福井)啓新が初の決勝進出へ 北信越地区高校野球大会

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2018年10月22日03時00分

 第139回北信越地区高校野球大会(北信越地区高野連主催)は21日、新潟市中央区のハードオフ・エコスタジアム新潟で準決勝2試合があった。福井県勢は啓新が上田西(長野)と対戦し、逆転勝ちを収めた。春秋通じて北信越大会で初の決勝進出を決め、来春の選抜大会の出場に向けて大きく一歩前進した。決勝は同じ球場で22日午前10時から。頂点を目指して、星稜(石川)と対戦する。

 七回裏の攻撃を3点差の劣勢で迎えた啓新。だが、この回から登板した相手投手陣を揺さぶった。死球と連続安打で2点を返し、なお1死二塁と得点圏に走者を置いた。

 「流れが向いてきた。焦らずに走者を進めよう」。打席に立った2番打者の刀根宗太郎君(2年)は、初球でバントを決めた。狙い通りに二塁走者が三進。相手投手の捕球ミスで、自らも出塁することができた。

 「とにかく次の塁を狙おう」。次打者への初球で二盗に成功。だが、相手投手はこの二盗に気付かず、一塁に送球。これが悪送球になったのを見逃さず、迷わず走り出した。そのまま三塁走者に続いて生還。逆転勝利を呼び込んだ。

 自主練習ではバント練習に重点を置いてきた。試合の経験を積むにつれ、相手投手の動作を見て、盗塁できるかどうかを冷静に判断する洞察力も身についた。

 走者を進め、次打者につなぐのが2番打者の役割。試合後、「それができたのは七回の打席だけ」と控えめに話した。「決勝では足元をしっかり固めて、次の打者につないでいきたい」(平野尚紀)