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群馬)前橋育英が初戦突破 秋季関東高校野球

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2018年10月21日03時00分

 第71回秋季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催)が20日、甲府市の山日YBS球場で開幕し、1回戦2試合があった。前橋育英(群馬1位)は1―0で作新学院(栃木2位)を破った。22日の準々決勝で山梨学院(山梨2位)と対戦する。桐生第一(群馬2位)は21日に習志野(千葉2位)との初戦を迎える。

 ■「攻撃的守備」 1試合4併殺

 1点をリードして迎えた八回表。前橋育英は1死一、三塁と、初めて走者を三塁に進ませてしまった。しかし守備陣は動じなかった。作新学院の打者が中堅へ抜けそうな鋭い打球を飛ばしたが、遊撃手中村太陽(2年)が正面でグラブに収め、体勢を崩しながら二塁手にトス。さらにボールは一塁へ転送され、この試合四つ目の併殺を決めた。

 好投していたエース梶塚彪雅(ひょうが、2年)だが、七回表にアクシデントが襲った。左足の付け根付近に打球が当たり、一塁への送球後、倒れ込んだ。治療の後再びマウンドに戻ったが、痛みで球に力が入らず、制球も定まらなくなった。そんな中での危機だった。

 ただ、野手に焦りはなかった。中村は「緊張はしたが、併殺を取る準備はできていた。梶塚の好投に守備で応えたかった」。ベンチからも「ゲッツーを狙おう」とさかんに声が飛んだ。1試合3併殺を目標にする前橋育英が掲げる「攻撃的守備」を体現した。

 荒井直樹監督は「粘り強く守り、梶塚も丁寧に投げた」と選手をたたえた。ただ、攻撃では11安打を放ちながら、ソロ本塁打の1得点。「明日は一日練習できる。しっかり打撃練習したい」と話した。(森岡航平)