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青森)秋季東北地区高校野球大会、4強出そろう

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2018年10月16日03時00分

 第71回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催、朝日新聞秋田総局など後援)は15日、秋田市のこまちスタジアムとさきがけ八橋球場で準々決勝4試合があり、八戸学院光星が羽黒(山形)を下して4強に進んだ。16日は健康管理日のため試合がなく、八戸学院光星は17日の準決勝で花巻東(岩手)と対戦する。

 ■エースナンバー 気合の完投

 八回裏2死満塁、リードはわずか1点。八戸学院光星のエース後藤丈海(2年)は、それでも笑顔で「ツーアウト!」と守備陣に気合を入れた。

 強気な表情とはうらはらに、本当は手が震えていた。大事な場面で緊張しているのを仲間に悟られてはいけないと、マウンドで何度も自身を奮い立たせた。6球目、気迫のこもった投球で三振。「よっしゃー」と雄たけびをあげた。

 夏の青森大会では2試合に登板したが、甲子園ではメンバーから外れた。仲間が大舞台でプレーする姿を、「今度こそ自分があのマウンドに立つ」と念じながら見守った。

 新チームに移行し、エースナンバーを託された。自己最速記録は138キロと速くない。制球力で勝負しようと、下半身強化やウェートトレーニングに力を入れてきた。

 この日は本塁打で先制されたが、7安打を浴びながらしぶとく完投。夏に立てなかった甲子園のマウンドに、また一歩近づいた。

 「スコアボードに0をつけるのが自分の仕事。絶対に皆で甲子園に行く」。すでにエースの風格を漂わせていた。(仲川明里)