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青森)八戸学院光星が8強進出 秋季東北高校野球

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2018年10月15日03時00分

 第71回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高野連主催、朝日新聞秋田総局など後援)は14日、秋田市のこまちスタジアムとさきがけ八橋球場で2回戦6試合があり、八戸学院光星が専大北上(岩手)を破って8強に進んだ。弘前東は古川(宮城)に敗れた。15日は準々決勝4試合がある。

 ■「絶対に誰も見放さない」 声かけ続け

 延長十回裏、2死満塁。弘前東の主将を務める須藤滉生(2年)は、守備位置のセンターから「落ち着け、落ち着け」と繰り返し声を張り上げた。視線の先には、マウンドで苦しい投球を続けるエース、沢田吉伸(2年)の姿があった。

 序盤から苦しい展開だった。一回にエラーから先制点を許し、5回までに4失策。メンバーには1年生も多く、緊張のためか次々にミスが出た。

 東北大会を前に、後輩から不安を打ち明けられたこともある。「俺も去年は緊張した。皆が通る道だから思い切っていけ」と励まして迎えたこの試合。ベンチに嫌なムードが漂っても、「切り替えていけ」と仲間に声をかけ続けた。

 自身のバットで流れをたぐり寄せようと、2打席連続で三塁打を放ち、同点のホームも踏んだ。だが、最後は押し出しの四球でサヨナラ負け。東北大会は1試合で終わった。

 新チームに移行して主将になった須藤が、一番大事にしていることがある。「絶対に誰も見放さないこと」だ。「チーム全員が夏に向けて同じ気持ちで戦っていけるよう、さらに進化した自分たちを見せたい」。試合後はもう、次を見据えていた。(仲川明里)