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新潟)日本文理、4強ならず 北信越高校野球

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2018年10月15日03時00分

 第139回北信越地区高校野球大会(北信越高野連主催)は14日、県内2球場で準々決勝4試合があり、日本文理は東海大諏訪(長野3位)に1―2でサヨナラ負けした。これで今大会に出場した県勢4チームは全て姿を消した。

 三回表2死二塁、日本文理主将の長坂陽(ひなた)(2年)が3球目をとらえた。「とにかく打ちたい一心だった」とはじき返した打球は右前に飛び、長谷川優也(1年)が本塁に生還した。東海大諏訪の投手、横田夏己(2年)は「スライダーが甘めに入った。やられた」と振り返った。

 幸先のいい先取点を奪った後、試合は投手戦の様相を呈した。だが、七回裏に3安打を集めた相手に同点に追いつかれた。同点で迎えた九回裏の守備では長坂のミスで勝ち越された。

 長坂は3打数2安打1打点と気を吐いたが、チームとして伝統の「つなぐ野球」は披露できなかった。相手より1本上回る7安打を放ったものの、打線のつながりを欠いた。鈴木崇監督は「終盤からは1点ずつ入れようと切り替えたかった」と話したが、追加点を奪えなかった。

 今夏の新潟大会で、優勝候補の筆頭だった日本文理は16強で敗退した。新たに主将に指名された長坂は「やるしかない」と自分に発破をかけてチームを引っ張ってきた。「冬を越え、勝負の夏に向けて地力をつけたい」と鈴木監督。長坂の涙であふれた目も前を向いていた。「負ける怖さは何回も味わった。もう、負けたくない」(中村建太)