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新潟)日本文理が8強進出 北信越地区高校野球大会

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2018年10月14日03時00分

 第139回北信越地区高校野球大会(北信越高野連主催)は13日、県内3球場で1回戦8試合があり、秋の県大会を制した日本文理が小松商(石川3位)にコールド勝ちし、8強入りした。新潟南、関根学園、帝京長岡は敗れた。日本文理は14日の2回戦で、東海大諏訪(長野3位)とハードオフ・エコスタジアム新潟で対戦する。

 四回裏、4点を失い、まだワンアウト。新潟南の先発投手、星野竜輝(1年)は気持ちを落ち着かせようと必死だった。捕手の岩渕大(2年)には「集中して踏ん張ろう」と声をかけられた。

 相対する打者は、中学時代のチームメートで遊学館の4番に座る佐藤拓実(2年)。得意の内角低めの直球で勝負した。「いいコースに決まった」。そう思ったが、はじき返された打球は右翼フェンスを越えていった。2点本塁打を浴びた直後、マウンドを降りた。

 大事な一戦だった。エースの清水響介(2年)は疲労で登板できず、巡ってきた出番だった。「先輩たちのためにも」と強い気持ちで臨んだ。だが結果は3回3分の1を投げて四死球4、失点8。「納得いく投球も多かったが、相手にうまくとらえられた」

 今秋の県大会決勝で公式戦初登板を果たした。日本文理にサヨナラ負けを喫したものの、強打が伝統のチームを相手に完投した。遊学館戦も、キレのある直球とスライダーやカーブを駆使し、技巧派らしい投球も見せた。長島史明監督は「緊張に負けず、出せる力は出せた」とねぎらった。

 他県の強豪との一戦は、貴重な経験になった。「この冬で体重を58キロから65キロまで上げて、さらに力強いまっすぐを追求したい」。この日の悔しさを胸に、さらなる飛躍を誓った。(中村建太)