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(葦)放送が伝えた白球の軌跡 安藤嘉浩

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2018年10月12日15時41分

 9月にちょっと体調を崩したら、「100回大会ロスじゃないの?」と家族に冷やかされた。自覚はないけど、それなら心の空白を埋めようと、NHK放送博物館(東京都港区)で開催中の「夏の高校野球100回記念展 放送が伝えた白球の軌跡」に出かけてきた。

 第13回大会(1927年)から始まったラジオ放送の時代から、近年の名勝負まで。土門正夫さんら名物アナウンサーが作成した手書きの資料も展示されていて、時間を忘れて見入ってしまった。

 今月6日にはベテランの小野塚康之アナウンサー(61)の講演会も開かれた。「高校野球は基本に忠実って言うけど、全然違うんですよ」。ハイテンションの小野塚節が心地いい。「何をやらかすか分からない。それを知っとかないと放送できないんです。金足農(秋田)のサヨナラ2点スクイズだってそうでしょ」

 今夏の熱戦がよみがえり、来春の選抜大会、さらには来夏の第101回大会が待ち遠しくなる。新チームによる秋季大会にもっと足を運ぼう。それだけでは心の空白が埋まらないという皆さん、「白球の軌跡」は28日まで開催中です。

(編集委員)