メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

山梨)中日ドラゴンズ、山梨学院大を訪れて指名あいさつ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メール

2018年11月1日03時00分

 プロ野球のドラフト会議で、山梨学院高の垣越建伸投手(3年)を5位指名した中日のスカウトら3人が31日、甲府市酒折2丁目の山梨学院大を訪れ、指名のあいさつをした。今夏の甲子園で悔しい思いをした垣越投手は「ようやく実感が湧いた」と笑顔を見せた。

 垣越投手や吉田洸二監督と向かい合った中日の松永幸男編成部長は、今夏の山梨大会初戦をスタンドから見た衝撃を語った。三回までに9者連続三振を奪った投球を目の当たりにし、「あのまっすぐはなかなか当たらない」と評価した。

 この後、甲斐市の日本航空高出身で、左腕投手として活躍した八木智哉スカウトが垣越投手に中日の帽子をかぶせた。八木スカウトは「重い直球が魅力。三振が取れる球種を増やし、1軍のマウンドを着実にめざして」と話した。

 垣越投手は中学時代、岐阜県高山市の硬式野球チーム「飛驒高山ボーイズ」で、中日に1位指名された大阪桐蔭高の根尾昂(あきら)選手とチームメートだった。

 ドラフト後、根尾選手とLINE(ライン)で「一緒のチームになれたね」「よかった」とやり取りをしたという垣越投手。中学時代から野球に打ち込む根尾選手の姿勢は群を抜き、甲子園で春夏制覇をするという夢を成し遂げた目標にする存在だ。

 中日側はこの日、垣越投手の指名は根尾選手との関係をまったく意図せず、「実力で指名した結果」と説明。甲子園で打ち込まれ、悔しさをバネにその後も練習に打ち込んできた垣越投手は、「実力で根尾と同じチームになれたと聞き、うれしかった」と照れた表情を見せた。

     ◇

 垣越投手の母、順子さんは名古屋市出身。31日、朝日新聞の電話取材に応じた。垣越投手は幼い頃、順子さんの実家などに泊まった際、名古屋ドームに中日の応援に行き、名前が同じ川上憲伸投手のユニホームを着て応援していたという。

 中学3年生になると身長が180センチになり、体格は良かった垣越投手だが、「練習や走るのはあまり好きではなかった」と振り返る。

 しかし、山梨学院高に進学後はがらりと変わった。帰省しても夜はスポーツジム、朝はランニングと練習を欠かさなかった。「目標に向かってやるべきことを見つけ、努力するようになった。プロでも頑張ってほしい」と激励した。(市川由佳子)