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新潟)日本文理がサヨナラ勝ち 北信越高校野球県大会

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2018年9月24日03時00分

 第139回北信越地区高校野球県大会は23日、ハードオフ・エコスタジアム新潟(新潟市中央区)で決勝戦があり、日本文理が新潟南に4―3で勝ち、5連覇となる25度目の優勝を果たした。3位決定戦は関根学園が帝京長岡に7―0でコールド勝ち。4校は10月13日から県内で開かれる北信越大会に出場する。県高野連によると、新潟南の北信越大会出場は21年ぶり。

 ■新潟南、随所で機動力光る

 1点を追う四回表1死一、三塁。「隙があったら走ってやろうと常に狙っていた」。新潟南の田巻陽都(はると)(2年)はチーム一の俊足を生かして内野安打で出塁すると、盗塁こそなかったが、犠打や野選で確実に三塁を陥れていた。5番山賀の打球が左翼手のグラブに納まった瞬間、迷いなくスタートを切り、本塁に滑り込んで思わずガッツポーズ。「よっしゃー」

 この日、新潟南は敵失を逃さず、積極的な走塁でチャンスを広げた。八回表には重盗も決め、随所で機動力を見せつけた。

 一時は3―1と日本文理をリード。全得点は足を絡めたものだった。50メートル走6秒1の田巻を筆頭に、チームには6秒台の選手が5人以上いる。「走れるかどうかは体で覚えるしかない」と田巻。実際に塁に走者を置き、様々な状況を想定した練習を重ねてきた。

 「打倒私立」を掲げる新潟南にとって、機動力は格上の強豪に立ち向かう強力な武器。あと一歩で敗れはしたものの、選手たちの表情はどこか満足そうだった。県内開催となる北信越大会では県外の強豪との対戦が待っている。「北信越大会でも思い切り走るつもりです」。田巻は次を見据えた。(武田啓亮)