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秋田)横手と秋田修英が東北大会へ 高校野球

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2018年9月24日03時00分

 第70回秋季東北地区高校野球県大会(県高野連主催、朝日新聞秋田総局など後援)は23日、秋田市のこまちスタジアムで準決勝2試合があり、横手が2年ぶり5回目、秋田修英が初の秋の東北大会出場を決めた。決勝は24日午後0時半から同スタジアムで行われる。決勝の前に、東北大会の第3代表決定戦があり、秋田と秋田商が対戦する。

 ■運だけじゃない勝負強さ 横手・高橋秀太朗選手

 延長十一回、横手は2死一、二塁の好機をつかむと、高橋秀太朗選手(2年)に打席が回った。「(打球を)転がせば何かある」。打ち上げないことだけを考えた。6球目。内角の直球にバットを振ったが、芯で捉えられず打球は内野に転がった。

 「やっちまった」。だが50メートル6・2秒の俊足が相手の失策を誘い、その間に走者2人が生還。これが決勝点となった。

 この日、高橋選手が出塁した五回にチームは4得点した。ラッキーボーイなのか。押切信人監督は「巡り合わせがいいだけだと思います」と笑い、高橋選手は「それしか取りえがないので」と苦笑いした。

 だが、この大会では勝負強さを見せている。この試合の五回、一時は勝ち越し打となる2点左前適時打を放っただけではない。準々決勝の金足農戦でも、高橋選手のスクイズで九回に勝ち越した。緊張したり力んだりしやすい場面でも、冷静に臨めているという。

 けがで今夏の秋田大会に出られなかった分、秋の大会にかける思いは大きい。「甲子園を目標に、東北大会でも良い結果を出したい」。表情を引き締めた。(野城千穂)