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大阪桐蔭の右腕2人、意地みせる U18アジア選手権

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2018年9月10日19時26分

 最終戦となった3位決定戦。大阪桐蔭の2人の右腕が意地をみせた。

 一回、1点を先に取られ、なお2死三塁。日本のマウンドに、柿木が走る。「勝ちたいのは当たり前。納得のいく投球をしてやる」。優勝のために右腕を振れない悔しさを、ボールに込めた。

 146キロの直球で三振を奪うと、味方が同点に追いついた直後の二回も2三振を奪って三者凡退に。これで流れは日本に傾いた。六回まで許した安打は1本だけ。チームを救う好救援だったが、「なんでもっと早くこれができなかったんだよって、自分への腹立たしさがあります」。7日の台湾戦で先発し、3回1失点で降板。優勝の可能性が消えた試合で役割を果たせなかった。

 七回に救援した根尾も、無念を抱えていた。投打の中心を担ったが、「勝たなきゃいけない試合を落とした悔しさは残っていた」。思いをぶつけるように直球だけで押す。自己最速の150キロを記録し、12球で試合を終わらせた。「短かったですね。あっという間でした」。球速について問われても、「(スピード表示が)出やすいだけです」。淡々と振り返る言葉に悔しさがにじんだ。

 「次世代のために」と臨んだ一戦だった。「首の皮一枚というか、最低限のことはできた」と根尾。後輩たちのW杯出場権は守った。(小俣勇貴)