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報徳・小園「次の世代に」 野球U18、3位への執念

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2018年9月9日18時02分

 野球のU18(18歳以下)第12回アジア選手権大会で、中国との3位決定戦に回った日本。連覇はならなかったが、このまま終わるわけにはいかない。3位決定戦に負けると、来年のU18W杯への出場を逃してしまうからだ。「次(の世代)につながないと、帰れない」とひときわ強い執念を燃やすのが、小園海斗(報徳学園)だ。

 W杯は2年に一度、開催される。カナダで開かれた昨夏のW杯で小園は2年生ながら藤原恭大(大阪桐蔭)とともに出場。1学年上の清宮幸太郎(早稲田実―日本ハム)や安田尚憲(履正社―ロッテ)らと上位打線を組み、チームトップの14安打を放った。「いい投手から打てたことが自信になった」と、振り返る。

 大きな経験を武器に、今大会では不動の遊撃手として攻守で柱になることを期待されたが、精彩を欠いた。「まずは守備からリズムを作りたい」と臨んだが、5日の韓国戦で3失策、7日の台湾戦でも1失策。2試合ともチームは敗れ、決勝進出はなくなった。「日本を背負っていくというプレッシャーがあって、心の中で焦りが大きくなって、コントロールがきかなかった」

 苦しむなかで、収穫もあった。雨で試合が中止になった8日、激励に訪れた横浜の渡辺元智前監督から「基本をもう一回、やったほうがいい」と言われ、実戦続きでゴロ捕球の基礎練習ができていないことに気づいた。「壁当ては、いつもやっていたことなのに。できることはやっておかないと」。2日連続で試合が中止になった9日も、室内練習場で壁当てを繰り返し、ノックに時間を割いた。

 良いことも悪いことも、大会に出られなければ経験できない。「日本とは違う野球もあるし、違う難しさもある。この経験はとても大きい」と小園。後輩たちにも、それを知ってもらいたいと思っている。

 3位決定戦は、10日午後1時からKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で行われる。(小俣勇貴)