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宮崎)金足農へ熱い声援、県内でも 農業高生や農家から

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2018年8月22日03時00分

 第100回全国高校野球選手権記念大会で、秋田県の農業高校、金足農が準優勝を果たした。農業の盛んな宮崎では、農業高校や農家から金農球児たちに熱い声援が送られた。

 高鍋農(高鍋町)の学生寮では、野球部員21人がテレビの前で金足農を応援。一回、吉田輝星投手(3年)が2者連続三振を取ると、新チームから投手に転向した結城心君(2年)は「自分もあんな制球力を身につけたい」。11点差を追う七回に適時打で追加点を挙げた場面では、野崎匠人君(2年)が「最後まで諦めない、つなぐ野球を見習いたいです」と話した。新主将になった西皇摩君(2年)は「きっと金足農は実習が大変な中で練習して勝ち上がった。『自分たちもやれる』という気持ちで試合に挑みたい」と話した。

 宮崎農(宮崎市)の職員室では東靖雄監督(52)が観戦。都城農の監督だった約10年前、金足農を招いて合同練習を実施した。「一つ一つのプレーを大切にして、地道に得点を重ねるスタイルは変わっていなかった」と感心していた。

 農家も沸いた。宮崎市田野町のお茶農家、田中宏史さん(36)は自宅で家族4人で試合を見守った。自身も宮崎商の主将を務めた高校球児。「泥臭い野球でユニホームを真っ黒にする姿は農家と重なる。後継者不足が深刻な中で、農業に関わる若い世代の活躍は希望になります」と喜んだ。

 宮崎市のJA宮崎経済連の食堂でも、数日前から金足農の話題で持ちきりだったという。企画広報課の福地浩二課長は「快進撃は日々の練習と努力のたまもの。農作業も毎日の積み重ね。金農の頑張りは農家の方の大きな励みになった」と話した。(高橋健人、松本真弥)