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沖学園選手の救護へ真っ先に氷、大阪桐蔭の強さの一端

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2018年8月13日16時09分

ダイジェスト動画 大阪桐蔭×沖学園

 (13日、高校野球 大阪桐蔭10―4沖学園)

 沖学園の九回、中前安打を放った森島が一塁で足をけいれんさせた。真っ先に救護に向かったのは、一塁ベンチの大阪桐蔭だった。俵藤が氷囊(ひょうのう)、青木が経口補水液を持って駆けた。

 森島は結局、代走を送られたが、襟首に氷を当ててもらって思った。「自分たちも1回戦で同じことをしたけど、されてみてすごくうれしかった。高校野球をやっていてよかったな」

 胸が温かくなる思いやりの心。しかし、それだけの話ではなさそうだ。

 2人は連係したわけでもなく、個別に動いていた。「日常から一つのことだけでなく、周囲を見るようにしている」と俵藤。「そうすると野球でも自然と声が出るようになります」

 この日のような行動は練習試合でも心がけている。出番がなかった青木もベンチで気を張っていた。「とっさの判断が大事だと思う。普段から意識していれば、一瞬のプレーで決まる野球につながる」。

 こうした姿勢は、先輩を見て身につけたのだという。優勝候補に挙がる大阪桐蔭。その強さの一端を見た気がした。(隈部康弘)