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愛産大三河の控え、9回に代打 通じた監督への気持ち

2018年8月9日13時03分

 (9日、高校野球 横浜7―0愛産大三河)

 九回表の守備の間、愛産大三河の中川翔太(3年)は三塁側ベンチで、桜井春生監督の目をじっと見ていた。座っている席は近い。「通じてくれ」と念を送った。そしてようやく目が合って言われた。「おまえ、いけるか」。もちろん、即答した。「いけます」

 東愛知大会でチームは背番号1から9番までの9人で戦い抜いた。控えの中川も、もちろん出番なし。「自分は能力がないとわかっている。でも悔しかった。いつか出られるようにと思って、バットを振ってきた」。両親からも励まされた。「もしも出られたら、そこで全力でやるんだ」

 そしてついに、この夏初めての公式戦の打席がきた。九回裏の先頭打者。相手はこの回からマウンドに上がったプロ注目の左腕及川雅貴だ。「絶対に打ってやろうと思った」。狙いは得意の直球。でも、初球のストレートを空振り、2球目はワンバウンドのチェンジアップをファウル。そして、最後はスライダー。「特にあれはすごかった」。バットが空を切った。

 試合後は声を詰まらせながら言った。「甲子園でチャンスをくれた監督には感謝。スタンドの両親にも姿を見せられてよかった。でも、だからこそ、最後はみんなの期待に応えたかった。やっぱり悔しい」(岩佐友)

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