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横浜・平田采配、選手と抱き合い一丸 見守る渡辺前監督

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2018年8月9日17時18分

 (9日、高校野球 横浜7―0愛産大三河)

 本塁打を打った主将と横浜の平田監督はベンチで抱き合った。「選手に最大の賛辞を送りたかった」とほほえみながら語った。

 春夏合わせて優勝5度の横浜を率いて3年が経とうとしている。この3年、いずれも夏の甲子園に進出。だが、藤平(楽天)らを擁した98回大会は2回戦で履正社に敗れ、99回大会は1回戦で川端(立大)、田浦(ソフトバンク)の好投手がいた秀岳館に屈した。

 この日、渡辺元智・前監督はスタンドで見つめていた。「3年連続はよくやっている。選手と抱き合う? 私はしていない。采配は平田野球で構わない。隙のないチームづくり、先輩らが築いてきた精神は継承していってほしい」と厳しくも温かい言葉を送る。

 世代交代のとき、先代と比較されるのは世の常。相手が名将とあれば、乗り越える壁は高い。「とにかく隙をつくらない。一方で選手に伸び伸びとやってほしい。そのバランスがうまく取れれば」と平田監督。がんばるのは選手。とはいえ、横浜を率いて結果も求められる35歳の指揮官の挑戦にも注目したい。(坂名信行)