メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

兵庫)初戦へ、準備進む明石商と報徳学園

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メール

2018年8月10日03時00分

 第100回全国高校野球選手権記念大会に出場する明石商(西兵庫)、報徳学園(東兵庫)の初戦が第7日(11日)に迫る。大舞台での一戦に向けて集中力を高める選手たちのほか、両校の応援団もスタンドでの真剣勝負に向けて準備を進めている。

 「ハイ、あたま4拍伸ばして、『パッパパ』で」

 4日、明石市のJR大久保駅前にある市施設。明石商の野球部やダンス部、市立魚住東中の吹奏楽部などが加わり、明石商を応援する合同練習が行われていた。明石商吹奏楽部顧問の射場仁教諭の声が飛ぶ。

 「ルパン三世」「サウスポー」など、甲子園の定番曲を次々に演奏。野球部員約30人は赤いメガホンを持って声をからし、チアを担当するダンス部員20人ほどは黄色いポンポンを振って場を盛り上げた。

 射場教諭は「演奏するのは17、18曲です。本番では4校合同の演奏になる予定なので、合わせるのが難しいですね」と話す。応援の太鼓を任された野球部の平原豪士さん(3年)は「吹奏楽部、ダンス部、野球部も気持ちは一つ。応援も仕上がってきています」と自信を見せる。

 西宮市の報徳学園では、今月半ばの県吹奏楽コンクールに向けた練習と、甲子園での応援に向けた準備が同時に進み、吹奏楽部員が多忙な夏休みを過ごしている。初戦では、同学園中学と仁川学院高、西宮市立塩瀬中学の協力も得る予定だ。しかし、他校とのスケジュール調整は簡単ではなく、なかなか合同練習の場は持てないという。

 報徳学園吹奏楽部顧問の池田純也教諭は「各校を回り、実際の試合を想定して演奏の練習をします。音を合わせるのは甲子園。ぶっつけ本番です」と話す。「甲子園は広く、スタンド上部と下部の演奏がずれることがある。人数が多いので全員に指示が届かないこともある」といい、甲子園特有の難しさも口にする。

 「紅」「炎のファイター」など打者ごとに応援歌を用意している。報徳学園が発祥で、今や高校野球応援の定番となりつつある「アゲアゲホイホイ」の合いの手が入る「サンバ・デ・ジャネイロ」はチャンスの時に演奏する予定だ。(秋山惣一郎)