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ドカベンの笑顔、牛島さん見守る 妻「連れてきました」

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2018年8月8日19時48分

 牛島和彦さんの「甲子園レジェンド始球式」を笑顔で見守る写真があった。

 香川伸行さん。大阪・浪商(現大体大浪商)で牛島投手とバッテリーを組み、「ドカベン」の愛称で人気を集めた。

 10年前の第90回記念大会では、開会式前のキャッチボールイベント「甲子園レジェンズ」に参加。「作っていただいた復刻ユニホームが高校時代のものよりずいぶん大きくて、家族で笑っていました」と妻の弘美さん(56)は懐かしむ。

 「100回大会まで、もうちょっとやな」と楽しみにしていた香川さんは4年前、52歳の若さで亡くなった。「牛島君が投げる姿を見たいだろうなと思って連れてきてしまいました」。お互い高3だった夏に知り合った弘美さんは、牛島さんの隣でおどける香川さんの写真を手に、福岡から娘2人と甲子園にやってきた。

 「39年前と同じ空気の中にいられて、香川もきっと喜んでいると思います」

 試合観戦の後は、甲子園歴史館へ。香川さん愛用の金属製バットと捕手用ミットが家族を出迎えた。(編集委員・安藤嘉浩)