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甲子園で初のタイブレーク、歴史の扉は開かれた

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2018年8月7日08時18分

 第100回記念大会の7試合目、高校野球史に新たな歴史が加わった。

 「13回以降の攻防は前の回の継続打順で、無死走者一、二塁から開始します」

 今年から導入されたタイブレーク制が、甲子園の場内アナウンスとスコアボードで説明される。審判団はすぐ攻撃側のベンチへ走者を迎えに走った。本塁側に背番号を見せる確認作業もスムーズだ。「観客の皆さんにも分かりやすいよう心がけた」と窪田哲之・大会審判副委員長は言う。

 新制度に賛否両論はあるだろうが、関係者の事前準備、何より両校選手の粘り強い守りにより、歴史の扉は開かれた。「タイブレークに負けたわけではない。相手が1点上回ったということ」。旭川大・端場監督は潔かった。

 打ち合いがあれば、この日のようなしのぎ合いもあるのは、通常の延長戦と同じだ。最初の勝者は佐久長聖になった。長野勢は甲子園に照明設備ができた1956年の第38回大会で初ナイターの勝者(伊那北4―1静岡)にもなっている。(編集委員・安藤嘉浩)