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KKコンビ破った同級生監督の決勝対決、土浦日大に軍配

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2018年7月25日12時49分

 茨城大会の決勝は、かつて日本一になった同級生の監督同士の顔合わせとなった。常総学院の佐々木力監督と土浦日大の小菅勲監督は、取手二の同級生。1984年の第66回全国高校野球選手権大会で優勝した時のメンバーだ。

 清原和博、桑田真澄を擁したPL学園との第66回大会の決勝で、佐々木監督は取手二の「2番セカンド」、小菅監督は「9番サード」で出場した。延長十回の熱戦を8―4で制し、取手二は茨城に初めて優勝旗を持ち帰った。

 それから34年。茨城大会決勝の試合前、土浦日大の小菅監督は「全国優勝した時のチームメートと、100回大会でこういう形で対戦させていただくのは大変ありがたい」と話した。常総学院の佐々木監督は「もちろん意識はしています。いつかはあたると思っていた。楽しみです」。

 小菅監督は、取手二の当時のエースで、08年に病気で亡くなった石田文樹さんの名前を出した。「石田が亡くなって、ちょうど10年なんです。(今日の試合は)石田が導いてくれたのかなと思っています」

 茨城で強豪同士の両校はお互いに相手を意識し、普段は練習試合は組まない。今年のチームもこれが初めての顔合わせとなる。決勝という最高の舞台での対戦に佐々木監督は、「土浦日大は去年も優勝しているし、乗っている。うちは5点は取りたい」。小菅監督は「彼はひょうひょうとした性格で、ベンチでも喜怒哀楽を出さないだろう。そつのない野球をしてくると思う」と話した。

 84年に取手二の監督だった木内幸男さんも試合に駆けつけた。「今日は両方に勝って欲しいね。まあそれは無理なんだけど」。満面の笑顔で、教え子たちの戦いを見守った。

 試合は二回に常総学院が1点を先行したが、四回に土浦日大が相手のミスや3連打などで一気に6点を奪って逆転。そのまま6―1で勝って、2年連続4回目の甲子園出場を決めた。(平井隆介)