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野球部復活から10年「成長し続ける」大成コールド発進

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2018年7月13日11時05分

 第100回全国高校野球選手権記念東・西愛知大会は12日、一宮球場と小牧市民球場で雨天の影響で8日から順延されていた1回戦計4試合があった。3試合がコールドゲームの猛攻。これで1回戦は全日程を終えた。

 ■復活10年 積み重ねた力 一度は廃部・大成

(12日、高校野球西愛知大会 大成13―0山田)

 部が復活して10年。かつての大成が戻ってきた。

 一回表、大成は1点を先制し、なおも無死一、三塁。打席に入った太田健介主将(3年)は狙っていたというスライダーを振り抜いた。打球は左翼席に飛び込む3点本塁打となった。

 「夏の初戦は緊張するもの。序盤に点をたくさんとって投手を楽にさせたかった」。その言葉通り、チームは一、二回で計9点。小島圭人君(3年)ら投手陣も0点に抑え、13―0で五回コールド発進を決めた。

 大成は1988年に創立、創部。甲子園出場はないが、かつては夏4強入りしたり、プロ野球選手が輩出したりと「尾張の大成」として強さを見せていた。

 だが、姉妹校の愛知啓成が新設された影響で大成野球部は2002年に廃部。03~07年は部がなかった。それでも、生徒や受験生から「野球がやりたい」という声が上がり、10年前の08年に野球部が復活した。

 最初の頃はグラウンドも週3日しか使えず、道具もそろえ直した。部員が7人しかおらず、大会に出られない時もあった。OBであり、復活当時から指揮をとる山岡大祐監督(42)は「ひたむきに練習をし続けたら、練習時間や入部希望者も増えていった。今のチームは10年間の積み重ねのおかげ」と話す。16年夏は3回戦進出。17年春、秋、今春は県大会に出場した。部員も61人にまで増えた。

 実は初戦の相手・山田は2年前に練習試合で敗れていた。山岡監督と太田主将は口をそろえる。「成長し続けています。今年の夏はまず、8強入りしたい」(竹井周平)