メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

大阪桐蔭「圧倒的打力見せる」 終わりなきメンバー争い

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メール

2018年7月11日15時02分

 ■しまっていこー 大阪桐蔭

 南・北大阪大会が7日、京セラドームで幕を開けた。前年王者として優勝旗を返還した大阪桐蔭の主将、中川卓也(3年)は強い決意を口にした。

 「入学したときから、最後の夏は100回大会だと言われてきた。いよいよ始まる。最後、笑って終わるか、悔し涙を流すのかは自分たち次第。ここからもう一つギアを上げます」

 その10日ほど前、6月末には北大阪大会のメンバー20人が発表された。西谷浩一監督はそこで選手たちに言った。「甲子園に出場できれば、また選手の入れ替えもありうる」と。

 甲子園の登録選手は18人。通常は「20人から2人を外す」というイメージだが、今年の大阪桐蔭はそうではなさそう。「北大阪でメンバーから外れた選手たちの中から甲子園のメンバーに食い込む選手が現れるくらいのチーム力じゃないとあかん」と監督。

 だから、メンバー外の選手たちのモチベーションは落ちない。実際、7月1日にあった東海大相模(神奈川)との練習試合では、北大阪では外れた左腕の森本昂佑(3年)も登板。6月下旬から調子を上げてきた森本について、中川も「絶対に甲子園でメンバーに入るという強い気持ちを感じる。ほかの選手も頑張ってくれていて、雰囲気はすごく良いです」と実感している。

 7月に入って雨の日が続いたが、室内練習場で投手が全力で投げて実戦さながらの打撃練習をするなど、集中力は切れない。

 史上初となる2度目の春夏連覇へ。「最終の目標はそこですけど、そう簡単に大阪は勝たせてもらえない」と中川。「粘って粘って粘り抜く」というチームの信条を大前提にしながらも、主将はこの夏のテーマをこう決めた。

 「圧倒的な打力を見せつける」。1―2で逆転サヨナラ負けした昨夏の甲子園3回戦の悔しさもあるのだろう。まずは北大阪の6試合、そして全国の頂点までは合わせて11か12試合。「笑って終わる」ために、生駒の山の上でひたすら野球に打ち込んだ2年半の、すべてをぶつける。(山口史朗)