メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

衣笠さん語った「甲子園より西京極」 全国の聖地で熱戦

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メール

2018年7月10日08時58分

 衣笠祥雄様

 京都大会が今年も西京極(わかさスタジアム京都)でスタートしました。

 ここに来ると衣笠さんが「ぼくの場合は甲子園より西京極。あそこで試合がしたいと思ったんだ」と話していたのを思い出します。

 「中学時代にやらせてもらってね。スコアボードを見たときは震えた。またここでやりたい。京都の球児はまず西京極に憧れるの」

 そんな聖地が全国にあり、甲子園を目指す夏が始まっています。京都は西日本豪雨の影響で開幕が2日遅れましたが、全75校の球児が西京極に集いました。選手宣誓では龍谷大平安の後輩である松田憲之朗(けんしろう)主将が「99回分の夢が詰まったこの野球場にいられることを本当にありがたく思います」と語りました。

 東日本大震災の被災地で子どもと触れ合った7年前、衣笠さんは「復興への道のりは平らではないだろうが、スポーツをしたり、スポーツを通じて誰かと出会ったりする楽しさを一つひとつ積み重ねていって欲しい」と話されました。

 カープの地元広島も豪雨で大きな被害を受けましたが、大変な思いをしている球児たちもきっと、野球ができる喜び、楽しさを感じてくれると思います。

 4月にお別れする少し前、第100回大会を心待ちにされていましたね。どうか空の上から、球児のプレーを見守って下さい。(編集委員・安藤嘉浩)