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高校でこつこつやったこと、人生の宝 元阪神・桧山さん

2018年7月6日11時09分

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 阪神タイガースで2度のセ・リーグ優勝に貢献した野球解説者の桧山進次郎さん(49)も、名門の平安高校の出身だ。主将を務めた京都大会では初戦敗退。苦い思い出だが、実はその経験がのちに生きていた。

 ――初戦負けは相当の悔しさだったのでは。

 0―1。第69回の京都大会(1987年)初戦で、進学校の洛星(北区)に敗れました。とにかく打てませんでした。「平安の恥や」。敗戦後、スタンドからやじがとびました。仲間が「あんたらのために試合をやっているんじゃない」と言い返し、その通りだと思いました。

 夜まで平安のグラウンドにいて、帰ってもまた練習。父親が自宅の隣で工場をやっていて、その半分を練習場にしてくれました。ネットや毛布が張ってあり、深夜までティー打撃を続けました。

 それでいて初戦負け。報われなかったことが悔しくて、ぼうぜんとしました。

 ――どうやって切り替えたのですか。

 東洋大に入ると、甲子園経験がある人は先輩と同じメニュー。ぼくらは体力づくりからでした。悔しかったですね。初戦負けを思い出し、絶対に負けてたまるかと練習に励みました。

 そのおかげで2年生で東都大学リーグの首位打者になれました。夢だったプロへの道が見えてきました。

 甲子園に行けるかどうか、それだけじゃないんです。こつこつやってきたことは人生の宝ものになります。経験をどのように受け止め、どう生かすかが大切。負けたからこそ、つかめるものもあるんです。(聞き手・興津洋樹)

     ◇

 ひやま・しんじろう 右京区生まれ。平安の主将として臨んだ第69回京都大会では初戦敗退。1991年に阪神に入団。強打の外野手として中軸を担った。後に「代打の神様」と呼ばれ、現役最後の試合でも代打で2点本塁打を放った。愛称は「ひーやん」。

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