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長野)2年越し栄冠輝く 大会歌独唱に小諸高・井沢さん

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2018年6月19日03時00分

 第100回全国高校野球選手権記念長野大会の開会式で大会歌「栄冠は君に輝く」を独唱する高校生に、小諸高3年の井沢佳名里(かなり)さん(17)が選ばれた。18日に同校でオーディションがあり、井沢さんが2年越しの夢をかなえた。名前を呼ばれたあと、晴れやかな笑顔で「選んでいただいて、とてもうれしいです」。

 2年前のオーディションではトップバッターだったが、緊張のあまりステージ上で泣き出してしまい、落選。そのショックもあり、昨年は不参加だった。3年生となった今年は「これで最後。たとえ選ばれなくても精いっぱいやろう」と一念発起。どちらかといえば笑顔で歌うのは苦手だったが、「高校球児を応援する歌だから、明るく歌おう」と練習を重ねた。

 佳名里という名前は「カナリアのようにきれいな歌を歌えるように」と親がつけてくれた。中学3年から声楽を志し、将来は「決まってないけど、音楽に携わる仕事がしたいです」。同校の小山暁香教諭は「物事を深く考えて行動する彼女の人柄がよく出ていました。歌声にのびと深み、優しさがあった」とこの日の歌唱を評価した。

 大会歌のオーディションは2003年の85回大会から、県内で唯一音楽科のある同校で毎年実施されている。今回は音楽科声楽専攻20人の中から、1~3年の女子生徒15人、男子生徒2人が参加した。(大野択生)