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青森)決勝は弘前東と八戸学院光星 春季県高校野球

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2018年5月27日03時00分

 春季県高校野球選手権大会(県高野連主催、朝日新聞青森総局など後援)は26日、八戸市長根公園野球場で準決勝2試合があった。弘前東と八戸学院光星が勝ち、6月に県内で開かれる東北地区大会への出場を決めた。東北地区大会出場は弘前東が6年ぶり2回目、八戸学院光星は2年連続19回目。27日に同球場で決勝(午後0時半)と3位決定戦(午前10時)が行われる。

 ■悔しさバネに最後の夏へ 弘前工・米沢伊将投手

 2点リードされて迎えた八回表。背番号11の弘前工の投手米沢伊将(よしのぶ)(3年)は2死二塁のピンチにも落ち着いていた。「絶対に抑える」。全力投球でライトフライに打ち取ったが、右翼手が落球し、点差は3に開いた。それでも最後まで気持ちを切らさなかった。次打者を内野ゴロに抑えてマウンドを降り、味方の反撃を待った。

 もともと上手投げだったが、コーチのアドバイスを受け、昨年春ごろ下手投げに変えた。ところが、その直後から脇腹の痛みに悩まされるようになり、練習できない日々が約1カ月続いた。目指していたエースナンバーは別の選手が背負った。登板してもスタミナの無さから3回で降板するなど、完投にはほど遠いピッチングが続いていた。

 この日の朝、先発を告げられたという八戸学院光星戦。「いつも通りやるだけ」と気負わず臨み、六回まで強力打線から四つの見逃し三振を奪うなど2失点に抑えた。だが終盤の七回、制球が定まらなくなった。2死から2四死球と2安打を喫して失点。八回の失点も四球からだった。「いつも指摘されているスタミナの無さが出てしまった」

 それでも141球を投げ切り、完投まであと一歩だった。チームは敗れたが、「大事なのは背番号よりチームの勝利。甲子園に行くために自分にできることをやっていくだけ」。早くも悔しさをバネに変え、最後の夏を見据えていた。(仲川明里)