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甲子園での審判講習会、高校生が熱意実って飛び入り参加

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2018年5月14日10時16分

 日本高校野球連盟の全国審判講習会に、「未来の審判委員」が飛び入り参加した。13日に講習会のお手伝いをした兵庫・東播工3年の望月一樹君(18)。ジェスチャーの練習に入り、審判のコールを響かせた。

 講習会があった阪神甲子園球場は朝から雨。ネット裏で待機していたお手伝いの4校(近大付、春日丘=大阪、東播工、姫路工=兵庫)の野球部員に、日本高野連の桂等・審判規則委員会幹事が審判やルールに関する講話をした。最後に「質問がある人?」と言われ、手を挙げたのが望月君だった。

 「自分は卒業したら審判になりたいと思っているのですが、大切なことは何でしょうか」

 桂さんは「何より野球が好きなことやな」などと返答し、「頑張って、ぜひ仲間になって下さい」と笑顔で激励した。

 その後、室内練習場であった判定のジェスチャー練習に、望月君も飛び入り参加することになったのだ。講師役の石川基之さんの審判帽とマスクを借り、「ストライク」「ボール」などと、ジェスチャーとともに発声練習をした。

 ふだんから試合や練習で審判をしているという望月君。「自分が思っていたのと違う動きもあって勉強になった」。講師役の宅間寛さんから「姿勢はいいぞ。今のままでいい」と褒められ、「ありがとうございます」と相好を崩した。

 わずか20分ほどながら、望月君にとっては貴重な体験となったよう。「審判は選手と一緒にグラウンドに出られるのが魅力です。これからも野球を頑張って、卒業したら審判になりたいという思いが強くなりました」と目を輝かせた。(編集委員・安藤嘉浩)