メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

伝統の定期戦、大勝でも「課題はたくさん」 久留米商

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • メール

2018年5月15日20時42分

 ■しまっていこー 久留米商

 同じ久留米市立同士。今年も南筑との定期戦が巡ってきた。9日、第69回を数えるという「久南定期戦」(市野球場)で、久留米商(福岡)は21―5と大勝した。過去2年は1敗1分け。勝った経験がなかった3年生は、すかっとしたかと思いきや……。

 よく打った。三回までに12長短打を集め、残塁は三つ。効率よく14点を奪い、早々と圧倒した。試合を通じて4安打(2二塁打)7打点の護山大樹は、「この前(3~5日)の鹿児島遠征で調子が悪かったので、センターから右を意識しました」。すべて逆方向へはじき返し、打撃は修正できた様子。この護山を7番に置く打線は完成すれば、相手にとってやっかいだ。

 なのに本人の表情は浮かない。マスクをかぶる守備面の話だ。この日は横手投げの背番号1、古賀翔大の調子が上がらなかった。やはり三回までに2本塁打を許し、マウンドを降りることに。予定より2、3イニング早かった。「リードを考えないと。古賀も腕が縮こまって、置きにいったりして。どうしたらいいか」

 八谷賢一監督も景気のいいことはいわない。「これで4番が固まれば……」「新しい選手が伸びてこない」「チームに活を入れるムードメーカーがほしい」

 南福岡大会の開幕は、北福岡大会と同じ7月7日。あと約60日しかない。「夏を目指してやっているので。課題がたくさんありますから」と護山。定期戦の大勝に話題を振っても、表情は硬いままだった。(隈部康弘)