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愛知)春季高校野球、組み合わせ決定 東・西地区展望

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2018年4月11日03時00分

 14日に開幕する第68回愛知県高校優勝野球大会(県高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)の組み合わせ抽選会が10日、名古屋市中区の朝日会館であった。

 名古屋、尾張、西三河、東三河、知多の5地区の予選を勝ち抜いた51校と、春の選抜高校野球大会に出場した東邦の計52校が戦う。熱田や蒲郡、豊田など9球場で試合がある。

 今大会は、第100回全国高校野球選手権記念東・西愛知大会に向け、4ブロックごとに西愛知、東愛知の出場校を分けている。3回戦に進出した上位16校は、東・西愛知大会のシード権を得る。決勝に進んだ上位2校は、小牧市民球場などである春季東海大会に出場できる。

■西愛知は東邦、名電軸に展開

 西愛知地区では東邦、愛工大名電が頭一つ抜け、享栄、中京大中京、栄徳やシード4校が対抗する構図になりそうだ。

 選抜出場の東邦は洞田、石川、梅田のクリーンアップを中心に攻撃力で他に勝る。同じブロックでは、栄徳との対決が見どころ。制球力が高い2年生の好左腕松原が東邦打線にどう挑むのか注目だ。初戦でぶつかる明和と日進西は両チーム安定感があり、好ゲームが期待される。

 愛工大名電は秋山、室田の左右の両投手が安定し、西脇、稲生ら好打者が並ぶ打線もレベルが高い。対するのは、今春の名古屋地区予選で1―2で惜しくも敗れた至学館。多彩な投手陣による継投策で名電打線に立ち向かう。同地区予選で中京大中京を相手に逆転勝利を見せた享栄は粘り強さが持ち味だ。

 昨夏の覇者、中京大中京は今大会ノーシード。昨年に比べて投手力で劣るが打力は健在だ。順当にいけば2回戦でシードの西春と対戦。公立では県内有数の実力と評され、投打ともに抜け目がない。中部大春日丘と愛知にも力があり、対抗馬となり得る。

 尾張地区予選を制した誉のブロックでは、打撃力の高い愛産大工や星城がしのぎを削る。誉の白石、小栗の3年生左腕2人をどう打ち崩すかがカギになる。

■実力伯仲の東愛知

 東愛知地区は、甲子園出場経験校や、伝統のある公立校、昨夏を経験した選手の多い強豪校など、力が均衡している。

 10年前の夏に東愛知代表となった大府は、左腕大西が核。今春、練習試合で東邦を破り、力をつけた。今大会はノーシードで上位をうかがう。西三河地区大会で準優勝した豊田工も、速球派の左腕横田に注目。角度のある直球は、球速が140キロ近くに及び、打者は注意が必要だ。

 東三河地区大会で優勝した桜丘は投打とも力があり、チーム力が安定している。右腕浜田は経験豊富だ。伝統校の時習館と成章の初戦は、好カードだ。安城と豊田も打力がある。

 春の東三河地区大会で準優勝した豊川も、投打ともに力がある。竹内は昨夏も中軸を担い、攻撃の要となりそうだ。西三河地区大会優勝の豊田西、馬力のある右腕渡辺を擁する知立東も注目したい。

 知多地区大会で優勝した日福大付は、昨夏のベンチ入りメンバー20人のうち、18人が現2、3年生。右腕エース榊原を中心に、守りからリズムを作る。昨秋の県大会準優勝の愛産大三河は、制球の良い右腕エース松原と、球威のある上田の二枚看板が魅力。今回はノーシードで戦う。刈谷の右横手投げ田村は春にかけ成長。岡崎城西の中井も角度のある直球が武器だ。(竹井周平、江向彩也夏)