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選抜出場で「逆転現象」 四国8強・高知が選ばれたワケ

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2018年1月26日18時41分

 (26日、選抜出場校発表)

 一般枠の33校はおおむね昨秋の地区大会の上位校が順当に選ばれたが、唯一、四国の4校目で「逆転現象」が起きた。

 四国大会8強の高知が、同4強の高松商(香川)との比較の末に選ばれた。

 「一番悩んだ。高松商が6回コールド、10点差(2―12)で敗れた英明(香川)を相手に、高知は7―8のシーソーゲームになった。勝つチャンスもあった」と四国地区の井尻陽久・選考委員長。同じ相手との試合内容を比べ、「高知は守り、走力を含めた総合力がある」と判断。高知のエース中屋が連投で英明戦に臨んだことも考慮した。

 東北3校目は秋4強の日大山形と能代松陽(秋田)の争い。日大山形が、前評判の高かった仙台育英(宮城)と酒田南(山形)の県1位校を連破したことなどを評価されて選出された。

 関東・東京の6校目は「3投手の継投策で失点が少ない」との理由で国学院栃木に。打力が高い健大高崎(群馬)や、チームとしてまとまりがある東京2位の佼成学園を上回った。

 東海3位で選ばれた三重は東海大会準決勝で敗れたが、強打の東邦(愛知)と9―10と互角の打撃戦を展開したことが評価された。北信越の3校目はエース沢田に安定感のある秋4強の富山商が選ばれた。

 21世紀枠は、風紀が乱れて地域からの評判がよくなかった学校を野球部が中心になって立て直した由利工(秋田)、少年野球大会の審判を務めるなど地域との交流を深める伊万里(佐賀)、滋賀県有数の進学校である膳所が選ばれた。

 膳所に加え、一般枠で近江と彦根東が選ばれ、滋賀勢が3校になったことについて、日本高校野球連盟の八田英二会長は「21世紀枠は地域性を考慮せずに選ばれている。結果として3校になった」と説明した。(山口史朗)