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和歌山)タイブレーク導入 監督ら負担軽減歓迎

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2018年1月11日03時00分

 今夏の第100回全国高校野球選手権大会の地方大会で、全国一律にタイブレーク制が導入される(決勝を除く)ことが決まった。早期決着を図る制度で、県内の監督らからは「選手の負担軽減につながる」と好意的な意見が上がった。

 県高野連によると、県内では2015年から春の県予選でタイブレーク制を導入している。延長十二回を終えても決着がつかない場合、十三回以降は無死一、二塁から攻撃を開始する。

 タイブレークが適用されたのは、15年春の県予選2回戦の粉河―紀央館の1試合のみで、延長十四回を戦った。粉河の富樫大地監督(29)は「投手の投げすぎや夏の炎天下での負担軽減に必要。ただ、延長十三回まで試合をすることはまれなので、十二回などもっと早い段階から導入してもよいのでは」と指摘する。

 智弁和歌山の選手として甲子園に出場し、現在は海南市で接骨院を営む柔道整復師の上中宏記さん(39)は「選手は最後まで試合をしたい気持ちも強いだろうが、選手の将来を考えると導入は賛成」と話す。

 県高野連の伊藤誠悟理事長は「少子化で選手の数が減り、特に地方大会は少ない人数で戦うことも出てくる。1人に負担が集中しないために導入することが流れだ」と話した。

 タイブレークの対象となる延長十三回以上になった試合は、夏の和歌山大会ではどれくらいあるのか。

 2008年の第90回大会から第99回大会まで、過去10回の延長戦は計33試合。そのうち十三回以降にもつれ込んだのは計6試合。十三回は第97回大会の2回戦・初芝橋本―日高中津など3試合、十四回は第96回大会の2回戦・高野山―和歌山工など3試合だった。県高野連の伊藤理事長は「タイブレークを導入しても県内では影響はほぼないだろう」と語った。(片田貴也)