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明徳義塾、不振の「元4番」が同点弾 逆転勝利呼び込む

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 (13日、明治神宮大会準決勝 明徳義塾5―3静岡)

 明徳義塾(高知)が八回に2点差を追いつき、一気に逆転した。口火を切ったのは「元4番」の一発だった。

 八回無死二塁。6番・谷合は初球の緩い変化球を振り抜き、左翼席へ放り込んだ。この同点2ランで勢いづくと、その後に真鍋、田中の連続適時二塁打も飛び出した。

 谷合は入学直後から試合に出場し、今夏の甲子園では4番を打った。ところが、新チームでは左足を痛めたこともあり、極度の打撃不振に。打順は5番、6番と落ちた。「高校に入って今が一番苦しい時期。今日は7番かと思っていた」

 この試合から打ち方を変えていた。馬淵監督から「開き直ってホームランだけでも打て」と言われたのがきっかけになった。それまでは結果が欲しくて、構えが小さくなっていた。オープンスタンスに変えてボールを両目で見る意識を持ち、足を大きく上げるようにした。

 すると「2カ月ぶり」という高校通算23本目のアーチが出た。「少し楽になった。これを継続して、選抜大会では4番を取り返したい」と話した。(伊藤雅哉)